花の香りで早く元気になってもらおうと、全日空の客室乗務員らが11日、愛媛県松山市文京町の松山赤十字病院と入院患者に、それぞれ「幸せ」の花言葉を持つスズラン5鉢と、花の香りがするしおり400枚をプレゼントした。 全日空グループが1956年から続ける社会貢献活動。今年は北海道千歳市で咲いたスズラン約320鉢と、社員がデザインしたしおり約2万枚を全国の赤十字病院などに贈った。 松山市出身の客室乗務員金野浩子さん(27)と、松山空港スタッフの曽我部美紀さん(22)が外科や産婦人科などの病棟を訪問。「1日も早い回復をお祈りしております」と患者に声を掛け、スズランの香りがするしおりを手渡した。金野さんは「直接話して渡すことで、回復の力になれば」と話した。
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