JA越智今治(愛媛県今治市)はこのほど、ナンテンのような切り花「ビブルナム・ティナス」をブランド化した。5日から関東や関西の市場に初出荷し、産地として売り込む。 JAによると、ビブルナム・ティナスは地中海原産の常緑低木。5ミリほどのつぼみや実を無数につけ、フラワーアレンジメントの材料に使われている。 通常の出荷時期は紫色の実やピンク色のつぼみが見られる冬場。JAでは時期によって赤や緑、青に変化する実の特性を生かし他産地との差別化を図ろうと、年間を通じて出荷する。つぼみや実の房が6~8個ついた長さ約60センチの切り花を「らめらいと」と名付け、4月に商標登録した。
↧