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「四国へんろ展」に向け公開作品搬出始まる

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 四国八十八カ所霊場が開創1200年を迎えたのに合わせ、9月6日から愛媛県松山市堀之内の県美術館で始まる「空海の足音 四国へんろ展」の公開作品の搬出作業が4日、久万高原町菅生の44番札所大宝寺で始まった。8月末ごろまでに順次、各地の札所に眠る文化財を美術館に集める。 四国へんろ展は愛媛新聞社などでつくる実行委員会が主催。10月13日までの期間中、宇和島市の42番札所仏木寺にある県指定文化財「弘法大師坐像(ざぞう)」や、奈良県の奈良国立博物館が所蔵する国宝「空海筆 金剛般若経開題残巻」など、霊場ゆかりの計約100点を公開する。 大宝寺では4日、県指定文化財「三十三燈明台(とうみょうだい)」を搬出した。

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