総菜製造販売のクック・チャム(愛媛県新居浜市、藤田敏子社長)はこのほど、新居浜市郷1丁目にランチ専門食堂「ばぁばのお昼ごはん」を開いた。従業員9人の大半が知的障害者や65歳以上の高齢者で、店内には朗らかな雰囲気が漂っている。 同社のグループ会社では現在計33人の知的障害者が、グループの野菜生産事業や食材加工工場の従業員として働いている。「障害者や高齢者が主力となって働ける仕組みをつくりたい。食堂は客の反応が直接分かり、やる気につながる」(藤田社長)と同社で初の外食事業に乗り出した。 食堂は延べ床面積約100平方メートル。37席あり、メニューは四国中央市産の卵を使った卵焼き定食や、瀬戸内産地エビのかき揚げ定食など計6種類。従業員が客に食べてほしいメニューを考えたという。営業時間は午前10時半~午後2時半。日曜定休。
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