参院選を前に選挙への関心を高めようと１日夜、ドキュメンタリー映画「選挙」（想田和弘監督、２００７年）の上映会が愛媛県新居浜市若水町２丁目のコミュニティ・カフェほっとねっとであり、市民３５人が観賞した。出演した元川崎市議の山内和彦さん（４８）＝西条市出身＝や想田監督のトークを通じ、選挙について考えた。 映画は、郵政民営化の是非を焦点に自民党が大勝した０５年の衆院選直後の川崎市議会議員補欠選挙に密着。切手コイン商だった山内さんが自民公認候補として出馬し、街頭を走り回ったり地域行事に参加したりして有権者に支持を訴える姿を追いかけ、想田監督独自の手法で日本の選挙活動の裏側に迫った。 トークショーには想田監督と山内さんが登場し、想田監督は選挙ポスターについて「政策など重要な情報をもっと伝えてほしい」とし、活発に討論会を開くことも求めた。
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