愛媛県内企業などでの技術習得のため、南米から来日した海外技術研修員3人が2日、県庁を訪れ、中村時広知事に意気込みを語った。 県は研修員受け入れ事業を1977年度から毎年実施。昨年度までに南米やアジア、オセアニアなどから計248人を招いている。 本年度研修員は、専門学校でウェブデザインを習う小竹ファビオ直樹さん(26)=ブラジル、ボイラー製造会社で研修する三浦・イゴル・ヒロシさん(28)=同、プロサッカーチームでマーケティングを学ぶ新門・バレンティン・ケンさん(23)=アルゼンチン。 懇談で中村知事は「研修分野は3人とも異なるが、人生に役立つ知識と経験を積み重ねてほしい」と激励。小竹さんは「日本の進んだIT技術を身に付け、国内旅行を通じて文化にもたくさん触れたい」と抱負を述べた。
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