木の板を交差させて積み重ね、最大50センチの厚さにした集成材「クロス・ラミネーテッド・ティンバー」(CLT)の普及に向け、愛媛県森林組合連合会と愛媛県木材協会の幹部が23日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事に協力を求めた。 CLTは強度が高く断熱、耐火性に優れた建材として期待されている。欧州では一般住宅のほか、中高層建築への普及が進んでいるが、日本ではまだ建材としての使用が原則認められていない。基準強度の制定や建築基準法関連の法整備へ、国土交通省などが試験を実施している。
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