愛媛県八幡浜市松柏にある国重要文化財(重文)の「阿弥陀(あみだ)如来三尊仏」を管理する地元住民でつくる「梅之堂奉賛会」(梅田健吉代表)が23日、仏像を安置している建物の老朽化や会員の高齢化などから、市で管理するよう大城一郎市長に要請した。 梅田代表のおいの樋口大樹さん(30)ら6人が市役所で大城市長と面談し「地元の30代は私1人で、40代はいない。あと5年ぐらいは何とか管理できても、その先は難しい」と市への移管を申し入れ。大城市長は「市民の宝として、いい方向に考えたい」と述べ、市の文化財担当に保管施設の整備を含めた検討を指示した。
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