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被災球児と白球追って 大洲農、宮城の高校と交流

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 東日本大震災で被災した宮城県農業高校(名取市)の3年生野球部員18人が28、29の両日、交流を続けている大洲農業高校(愛媛県大洲市東大洲)を訪れた。両校の生徒は、災害のない野球ができる日常の素晴らしさを実感しながら、記念試合などを通じて交流を深めた。 震災時、海から約1キロにある宮城県農高は津波被害にあい、生徒らが校舎屋上などに避難した。死者はなかったが校舎が損壊し、名取市の高台にある仮校舎で今も授業を続けている。2012年に大洲農高が同校を訪ねて交流が始まった。 29日は、宮城県農高生が各クラスで震災体験を報告。小田原翔大君(18)は、屋外で遊んでいる時、黒い津波が見えて必死に逃げた体験を伝え、避難時に必要な備えとして、ラジオ、懐中電灯、食料、水を挙げた。

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