7月から愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわで開かれる「第20回全国かまぼこ板の絵展覧会」の1次審査が29日、同市城川町土居の城川農業者トレーニングセンターで始まった。会場は9502点の応募作品で埋め尽くされ、展覧会のような雰囲気の中、選考が進んでいる。 作品数は初めて1万点を割り込んだが、今年も全国47都道府県のほかカナダやネパールからも届いた。応募者数も昨年より3392人減って1万7809人となったが、使われたかまぼこ板の枚数は例年並みの1万9784枚。ギャラリーは「共同作品が多い分、作品数や応募者数が減ったのでは」としている。 1次審査は30日まで。初回から審査員を務める洋画家の折笠勝之さんに加え、タレントで審査員長の車だん吉さんも選考。2人は作品を一つずつ手に取って、じっくりと眺めながら選んでいた。
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