「全国ごみ不法投棄監視ウイーク」初日の30日、愛媛県松山市など関係6機関が、多量のごみが捨てられている市内の海岸沿いで清掃活動に取り組んだ。合同パトロールや啓発パレードも実施、市民に不法投棄撲滅を訴えた。 清掃活動は高浜町から勝岡町にかけての県道周辺で行い、行政や産業廃棄物処理業、建設業の関係者ら約70人が参加した。 道路脇など視界に入る範囲は空き缶などが目につく程度だが、草木が茂る山際には弁当の空き容器やスナック菓子の袋などが大量に散乱。深さ約1.7メートルの水路には炊飯器や折れた釣りざお、雑誌、農薬の容器などが積み重なり、異臭も。参加者全員で約470キロのごみを1時間半かけて回収した。
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