イージス艦が松山寄港　１日一般公開

　乗組員の休息などを目的に海上自衛隊のイージス艦「あたご」が３１日、松山港に寄港した。１日には一般公開される。自衛隊愛媛地方協力本部によると、イージス艦の県内への寄港は初めて。　同港で歓迎セレモニーがあり、自衛隊ＯＢら約８０人が出席。あたごが所属する海自第３護衛隊群（京都府舞鶴市）の中畑康樹司令（５０）＝海将補、松山市出身＝が「一般公開では、皆さまとの触れ合いも大事にしたい」とあいさつ。出席者が艦内を見学した。　あたごは複数の標的を同時攻撃できるイージスシステムを搭載した護衛艦で、２００７年３月に就役。全長１６５メートル、全幅２１メートル、排水量は７７５０トン、乗組員は約３１０人。　一般公開は午前９時～１０時半と午後１時～３時半。