ファミリーマートと全国農業協同組合連合会(JA全農)は31日、全国1号店となるコンビニとスーパーの一体型店舗「ファミリーマートAコープいよ店」を愛媛県伊予市市場にオープンした。 新鮮な地元の農産物が並ぶ生産者直売コーナーや地域住民の交流拠点になる飲食スペースを設け、他店舗との差別化を図った。 新店舗は3月末に閉店した「Aコープいよ店」の跡地で、売り場面積は標準的なコンビニの2~3倍に当たる278平方メートル。 JAえひめ中央の組合員約60人が育てた野菜や果物を販売する。肉や魚の品ぞろえも強化し、JAブランド商品500点を含む計4300点を扱う。 開店セレモニーで、JAえひめ中央の菅野幸雄理事長は「利便性をアップし、生まれ変わった。地域密着型になるよう育てていきたい」とあいさつした。
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