「『消費者の日』記念集会」(愛媛県主催)が31日、松前町筒井のエミフルMASAKIであった。テレビでおなじみの本村健太郎弁護士(東京)が「多発する詐欺や悪質商法の被害に遭わないために一番いいのは手口を知っておくこと」と、具体例を交え分かりやすく解説した。 本村弁護士は、リフォーム業者が床下を無料点検すると、シロアリの駆除や屋根の修理などの業者が続々とやって来て、不要な契約を結ばされた事例を紹介。特定商取引法で再勧誘などが禁止されており「必要なければ最初の時点ではっきり断って」と訴えた。 近年は電話で息子や警察、弁護士を名乗る人物が登場し、交通事故の示談金と称して金銭をだまし取ろうとする「劇場型」の詐欺が増加。「もしだまされたら県消費生活センターなどに相談してほしい」と呼び掛けた。
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