松山空港で、自転車を荷物として積み込む「輪行」をしやすくしようと、松山空港ビル(愛媛県松山市)が6月にも、空港ターミナルビル付近に自転車の組み立てや解体のスペースを設置する。10月開催の国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」を機に、県内外に自転車を利用しやすい環境をアピールするのが狙い。日本サイクリング協会は「同様の取り組みは釧路空港以外で聞いたことがない」としている。 同社は4月から検討を進め、国土交通省松山空港事務所などと協議。詳細は未定だが、数台の作業スペースになり、空気入れや工具は無料で貸し出す方針。全日空松山支店によると、昨年ごろからビル周辺で自転車を組み立てる愛好家が増え始め、今年の春休み期間中やゴールデンウイークは特に多かったという。
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