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マラウイに善意届く 元JICA隊員、寄付呼び掛け

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 アフリカ東部マラウイの村にあるエイズで親を失った孤児の暮らす施設が、愛媛県民の寄付で修繕・改築された。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として3月末まで同国で活動していた藤田沙織さん(33)=愛媛県松山市南斎院町=が本紙を通じ修繕費の寄付を募り、10個人・団体から計42万8000円が集まった。藤田さんは「県民の善意のおかげ」と感謝している。 施設は、同国第2の都市ブランタイヤに近い人口約2000人のウコカ村で、村長が個人運営している。老朽化し土壁が崩れかけ、トタン屋根から雨漏りするなど劣悪な環境を見かね、藤田さんが修繕・改築を提案。県民に寄付を呼び掛けた。 藤田さんは、セメントなどの資材の見積もりを村の大工や左官に依頼し、予算を30万円とはじいていた。雨期(12~3月)を避けるため2013年7月に着工したが、資材が必要量に全く足りないことが判明するなどトラブルが相次いだ。

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