JR四国は14日、愛媛県内子町内子のJR予讃線内子駅近くの「第2―2内子高架橋」からコンクリート片計27キロがはがれ、約11メートル下の田んぼに落下したと発表した。けが人はなく、列車の運行に支障はなかった。2013年6月には約200メートル離れた第3高架橋からコンクリート片が落下しており、老朽化した橋の対策が追い付いていない現状が浮き彫りになった。 同社によると、第2―2内子高架橋(全長129メートル)は1976年に完成。現場は内子駅の松山側420メートルで、高架橋の張り出し部の下から横2.3メートル、縦12センチはがれ、落下。破片は13個に分かれ、最大は縦40センチ、横10センチ、厚さ6センチ、重さ4キロだった。13日午後6時半ごろ、田んぼの所有者の男性が見つけ、14日に警察へ連絡した。
↧