「人工知能学会」の第28回全国大会が15日までの日程で愛媛県松山市で開かれており、約1000人が講演や会員同士の発表で知識を深めている。13日はファンが見守る中、囲碁のアマチュア棋士とコンピューターソフトが対局した。 学会は、インターネットの検索エンジンや顔認証機能など、主に膨大なデータからコンピューターを使って必要な情報を処理する研究を行う企業や大学の研究者、学生ら約3000人が所属する。 13日は同市道後町2丁目のひめぎんホールで、囲碁の坂倉健太アマ六段(16)=広島学院高2年=とコンピューターソフト「Zen」が公開対局。東京にある4台のパソコンとネットでつないだ会場のノートパソコン上のZenがハンディを生かし約2時間半後、2目半の差で勝利した。
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