愛媛県内天文ファンが交流する「えひめ天文愛好者のつどい」が11日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで開かれ、愛媛大宇宙進化研究センター長の谷口義明教授(59)が「宇宙の謎」と題して講演。参加者らは広大な宇宙の神秘に触れた。 愛好者でつくるえひめ星空キャラバン隊などが主催。松山市や新居浜市などから約30人が参加し交流を深めた。 谷口教授は、ブラックホールや宇宙に広がる正体不明の暗黒物質、暗黒エネルギーを紹介。これらが宇宙空間で作用している可能性を取り上げ「明るい世界に住んでいるが宇宙は三つの暗黒に操られている」と解説した。 キャラバン隊の竹尾昌隊長(66)は、県内の愛好家の交流を促進するためネットワークをつくる必要があると提案した。
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