愛媛県西条市でお色直しされていたC57形蒸気機関車「春雷号」の運転席の整備が完了し、1938年の製造当時の姿がよみがえった。7月開館予定で春雷号が移設されている四国鉄道文化館南館(同市大町)で7日、関係者にお披露目された。 市などによると、春雷号は全長約20メートル。市の依頼を受けた機関車愛好家大山正風さん(68)=松山市鷹子町=が市民公園(西条市大町)にあった車両を整備していた。2月末までに外装を塗り直して南館の建設地に移し、大山さんが5月初旬まで細部を磨き上げるなどしていた。
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