愛媛労働局は30日、3月に県内の学校を卒業した学生の就職決定率(3月末時点)は高校98.9%、短大92.5%で、ともに過去10年間で最高だったと発表した。大学は前年同期と同じ93.1%で10年間では3番目の水準だった。 労働局は「県内の有効求人倍率が改善し、新規学卒者の決定率も良くなった。(未就職卒業生の)一人でも多くが就職できるよう6月末までを集中期間とし、支援に取り組む」と説明している。 高校の就職希望者は2281人で、前年同期に比べ63人減少。2257人の就職が決まり、決定率は1.0ポイント増加した。短大は前年より13人少ない495人が就職を希望し458人が決定。決定率は前年同期を3.1ポイント上回った。
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