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空海の生涯思いはせ 西予・県歴博で特別展

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 四国霊場開創1200年に合わせ、弘法大師空海(774~835年)の信仰や伝承に関する資料を一堂に集めた特別展「弘法大師空海展」が、愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館で開かれている。6月8日まで。 国重要文化財の仏具3点のほか空海の著作である三教指帰や性霊集など、奈良から明治時代にかけての計約200点を展示。反対する親族に出家を宣言した三教指帰では、空海が石鎚連峰で修行していたことが読み取れる。 初公開となった大洲市指定文化財「百万塔」(奈良時代)は、明治時代に廃仏棄釈で経営が苦しくなった法隆寺が寄付を求める代わりに当時の大洲中学校に譲渡したものという。

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