社会教育主事の資格講習受講者７３％減

　愛媛県社会教育委員会議（議長・讃岐幸治愛媛大名誉教授、１３人）の２０１４年度初会合が２３日、県庁であり、１３年度に社会教育主事の資格取得に必要な講習を受けた県市町職員・教員が前年度から７３％減り、１１人にとどまったと報告された。　県教育委員会によると、１２年度は愛媛大での講習に４０人が参加したが、１３年度は高知大で開かれ、長期派遣する市町教委が減ったのが要因という。　社会教育主事に任用されているのは１３年１１月現在、４７人（県教委２２人、市町教委２５人）で、西条や宇和島など６市町はゼロ。有資格者は過去１０年で約１５０人減少し、１３年度は５０２人だった。