格安航空会社(LCC)就航などの影響で週末に混雑が続いていた愛媛県松山市の松山空港の駐車場問題で、空港環境整備協会(空整協)松山事務所は、帰省客などの利用が多いゴールデンウイーク前の25日、第2駐車場のスペースを138台分増やして計392台とし、運用を始めた。 空整協松山事務所は昨年3月、東日本大震災後の利用者減で国に第2駐車場の用地(約130台分)を一部返還。だが、昨年6月のLCC就航などの影響で、立体駐車場を備えた第1駐車場が満車になる日が増え、利用者から乗り遅れたとの苦情が出るなど問題となっていた。 空整協事務所は昨年11月、返還した土地の再利用を国に申請。今年2月5日に承認を受けていたが、駐車場の整備が遅れ、利用開始もずれ込んだという。
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