四国遍路の休憩所で外国人排除を訴える貼り紙や交流ノートへの書き込みが見つかった問題で、四国4県や市町村、霊場会など86団体でつくる「四国八十八カ所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会(会長・常盤百樹四国経済連合会長)は15日、「誠に残念」との文書を公表した。 文書は「癒やしと救いを求め、老若男女が訪れる四国遍路で外国人の人権を侵害する恐れのある行為がなされた」と前置き。「四国遍路は世界に開かれたもので、国内外のより多くの人に巡ってもらいたいとの思いで世界遺産登録を目指している」と強調した。 今後、同様の事例が確認された場合、各県の事務局(愛媛は県地域政策課)に連絡し、適切な措置を講じるよう求めている。
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