通学路での交通事故を防ごうと愛媛県松山市越智1丁目の石井東小学校は15日、児童中心で作った「子どもの目線の交通安全マップ」を活用し、新1年生に安全な登下校を指導した。 同校は住宅街の中にあり、国道11号と33号に挟まれている。校区内は抜け道を使う車の往来が多い上、幅員の変化が激しく、見通しの悪いカーブや交差点も多い。同校では市内の小学校に先駆け、2012年に当時の5年生が中心となって通学路の危険箇所を記した地図を作製し、13年に全校児童に配った。 15日の下校時に、教員が危険箇所を確認しながら新1年生を自宅近くまで引率した。途中、配布した地図を示して「家の人と登下校の道で危ない場所を話し合ってほしい」と呼び掛けた。
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