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タケノコ掘り 松山で小学生 放置竹林問題も学ぶ

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 竹林が自然環境に及ぼす影響を学ぶタケノコ掘り体験が12日、愛媛県松山市朝日ケ丘1丁目の松山総合公園であり、市内外の小学生ら24人がくわを振るいながら、放置竹林などの問題に理解を深めた。 市都市環境学習センター主催。センターの運営を委託されているNPO法人「愛媛生態系保全管理」(山本栄治理事長)が毎年、講師を務めている。 参加者は市有地の竹林に入り、タケノコを見つけると穂先周辺の土を丁寧に取り除いて、くわを振り下ろした。 同法人によると、竹は成長が早く、1年で高さ15メートルに達することもある。日光がほかの樹木に当たるのを妨げ、土に染み込む水分を先に奪うという。山本理事長は「竹林を管理しないと、ほかの木が枯れる。タケノコが大きくなる前においしく食べましょう」と呼び掛けた。

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