水面(みなも)に映る純白の架け橋―。愛媛県宇和島市天赦公園の国指定名勝「天赦園」のノボリフジが見頃を迎え、庭園の鮮やかな緑とのコントラストが来園者を魅了している。 「白玉藤」とも呼ばれるノボリフジは、房が上向きに伸びるのが特徴。同園の庭池をアーチ状にまたぐ長さ24メートル、幅4メートルのフジ棚には、敷き詰めたように真っ白な花が咲き誇り、甘い香りを漂わせている。 同園によると、来週末まで楽しめ、入り口に咲くノダフジは今月末が見頃という。
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