愛媛県内で最大震度5強を観測した伊予灘沖の地震から14日で1カ月となる中、松山市で木造住宅の耐震診断・改修補助事業の問い合わせが急増していることが12日、愛媛新聞の取材で分かった。市建築指導課によると、3月14日~4月4日までの3週間の問い合わせ件数は約20件で、地震前の約4倍になっている。 県内で震度5強を記録したのは2001年の芸予地震以来で、西条市でも問い合わせが微増。愛媛大防災情報研究センターの竹田正彦副センター長は「県内の住宅に被害はほとんどなかったが、住民が危機感を持ったのだろう」としている。
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