西条のだんじり伊勢参り　遷宮祝う

　２０年に１度、社殿などを造り替える伊勢神宮（三重県伊勢市）の第６２回式年遷宮を祝おうと、愛媛県西条市のだんじりや太鼓台計３７台が１２日、同神宮周辺で奉祝運行をし、外宮の参道や商店街など約２キロの道のりを勇壮に練り歩いた。　西条まつりのだんじりが伊勢神宮を訪れるのは８回目。だんじり運行時に歌われる伊勢音頭が縁となって始まり、参加台数は過去最多となった。　かき手ら約１８００人は午後４時半ごろ、東原だんじりの合田敏和総責任者のかけ声で威勢よく「よいとさー」と声を上げ、太鼓を響かせて運行開始。待ちわびた伊勢市民からは、差し上げのたびに歓声や拍手がわき起こった。