愛媛県久万高原町中津の農業佐賀繁志さん(66)方で、妻の久寿美さん(63)と2人が丹精したハナモモが満開となり、行楽客を楽しませている。 佐賀さん夫妻は老後の楽しみをつくろうと、6年前からハナモモの苗や種を自宅の周辺に植えている。畑や竹やぶを開墾しながら毎年数を増やし、現在では約350本が花をつける。「花桃の里」の愛称で知られ、周囲を一望できる展望台には大勢が訪れるという。 10日は穏やかな晴天の中、赤や白の鮮やかな花が山里を彩った。一帯には桜や菜の花も咲いており、蜜を求めるチョウやハチが飛び回っていた。
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