愛媛県西予市野村町の養豚場で見つかった「豚流行性下痢(PED)」の疑いのある豚について県は8日、精密検査でPEDと確定したと発表した。県内での感染は伊方町の養豚場に続き2例目。 県畜産課によると、死んだ子豚は2頭で、農場が県に報告した3日夕から増加していない。報告時点では約200頭の子豚が発症していたが、8日には約100頭に減少し症状は治まりつつある。 PEDは子豚が感染すると脱水症状のため高確率で死ぬが、人には感染しない。完治した豚は出荷できる。昨年10月から全国で感染が広がっており、愛媛が19県目。県は10日に関係者を集めた防疫対策会議を予定している。
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