国や愛媛県、松山市が整備している松山外環状道路のうち、国道33号と国道56号を結ぶインター線(4.8キロ)側道の一部供用が28日、始まった。県は「松山自動車道松山インターチェンジ(IC)から市中心部へのアクセスが向上し、国道33号の渋滞緩和の第一歩になる」としている。 県中予地方局によると、供用区間は松山ICと市道千舟町古川線(はなみずき通り、同市古川南地区)をつなぐ約1.3キロの一般道路部分で、総事業費は約37億円。インター線は2003年に事業開始し、07年に着工。まとまった区間の供用は今回が初めてで、16年度までに自動車専用道路部分(高架部)の開通を目指す。 28日は側道を利用する車はまばら。側道とはなみずき通りとの交差点で走行方向に戸惑う車もあり、警備員が誘導していた。
↧