造船関連業界の人材を育成する今治地域造船技術センター(会長・瀬野孝雄今治造船常務、47社)の初級研修修了式が28日、愛媛県今治市波方町樋口の波方公民館で行われ、12社の新入社員40人が即戦力として羽ばたいた。 研修は、市内の造船業者などが加盟する同センターが2005年から毎年実施。研修生は造船所などで約2カ月半、造船に関する基本的な知識や技術の習得に励んだ。 修了式には関係者約120人が出席。瀬野会長が激励のあいさつをし、研修生に修了証書を手渡した。研修生を代表して、しまなみ造船(同市)の赤根川真さん(22)が「さらに技術向上を図り、日本の造船業を支える存在になりたい」と力強く抱負を語った。
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