早場米の栽培が盛んな愛媛県愛南町で田植えが始まり、まだまだ桜が残る県最南端の町は早くも初夏の装いを見せている。5月にかけ多くの水田が緑に染まる。 曇天となった2日は同町御荘長月、農業稲田政則さん(66)が作業。近くの約35アールの水田に田植え機の軽快な音を響かせ、コシヒカリの苗を植えていった。6日までに約2ヘクタールを仕上げる予定で、「長月の米は水がきれいでおいしい。収量と価格のアップを期待したい」と話した。
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