日本の近代化の中で別子銅山(新居浜市)が果たした役割を伝えるパネル展が愛媛県松前町筒井のエミフルMASAKIで開かれ、29、30の両日、「近代化産業遺産ジュニアマイスター」の新居浜南高生が来場者に銅山の歴史や魅力を紹介した。 東予の産業発展の礎となった銅山を周知しようと、県東予地方局が30日まで開催。年表や地図、写真などのパネル約90点が並んだ。銅鉱石を運ぶ蒸気機関車が後に客車として松山市を走ったことから、中予の人に銅山との縁を感じてもらおうとミニSLも展示した。 東予地方局が2012年から認定するジュニアマイスターは、現地調査や銅山の元労働者への聞き取りなどで得た情報を発信している。13年度は32人が認定された。
↧