愛媛県鬼北町近永の高田商店旧店舗で「鬼北の里のひなまつり」が開かれており、町内の風景を表した18畳の座敷びなが訪れた人を楽しませている。4月3日まで。 「きほく座敷雛(びな)保存会」が町内から提供されたひな人形を使い毎年開催。旧広見町では旧暦3月3日に座敷びなを飾る風習があり戦後途絶えたが、1994年に保存会の前身「広見座敷雛勉強会」が復活させた。 メンバー6人が1週間がかりで制作。成川渓谷に咲き乱れる桜の水彩画をバックに、鬼が城山系をコケを使って表現、奈良川や棚田も配置した。御殿びなの周りを桃や桜で彩り、山里の春景色が味わえる。
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