愛媛県宇和島圏域の食材を使ったアイデアおにぎりで地域活性化を図ろうと、2013年11月に開催した「地にぎりグランプリ」の入賞2品が4月、宇和島市内の飲食店で商品化される。 グランプリは宇和島商工会議所青年部が初企画。アイデア255点から選ばれた6点が産業まつりで審査された。 商品化されるのは、グランプリに輝いた北宇和高2年武吉彩香さん(17)の「ゆず皮にぎり」と3位に入った城南中1年宮本尚輝君(13)の「伊達にぎり」。各事業者が考案者と協議して改良した。 ゆず―は鬼北町特産のユズの皮とキジ肉のミンチなどを混ぜ、爽やかな香りと肉のうま味が特長。伊達―は伊達家でつながる宇和島、仙台両市の特産品を用い、牛タンや仙台みそをじゃこ天のすり身で包んで揚げた。
↧