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巨大震災見据え検証を 愛媛大で調査速報会

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 14日に愛媛県西予市で最大震度5強を観測した伊予灘を震源とする地震(マグニチュード6.2)の調査速報会が25日、松山市文京町の愛媛大であった。市町防災担当者ら約40人が出席。愛媛大防災情報研究センターの森伸一郎准教授が揺れの特徴を解説し、今回の地震を南海トラフ巨大地震などの対応や備えの予行演習と捉え、検証するよう呼び掛けた。 現地被害調査に取り組む森准教授は「震度5強を観測した西予市の震度計は埋め立て地や造成地という地盤の弱い場所にあり、周辺の揺れを代表していない」と指摘した。松山市のフェリー発着港では、芸予地震の亀裂やすき間が一部そのままだったとし「2013年の兵庫県の淡路島地震では、阪神・淡路大震災時の亀裂が原因で大規模橋に大きな被害が出た」と警鐘を鳴らした。

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