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昭和の宮西小再現ジオラマ制作 新居浜

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 愛媛県新居浜市の宮西校区の住民有志でつくる「口屋あかがねの会」(原孝也代表)がこのほど、昭和初期の宮西小学校(同市宮西町)を復元したジオラマを制作した。4月10日まで同校に飾った後、口屋跡記念公民館(同市西町)に展示する。 同会は昨年、かつて別子銅山の銅搬出の玄関口として栄えた「口屋」のジオラマを制作した。第2弾を思案中、同校OBのメンバーが「家族3世代で会話が弾むきっかけになれば」と校舎のジオラマを提案。同校所蔵の写真やメンバーの記憶を手掛かりに、7人が3カ月かけて完成させた。 ジオラマは45分の1の縮尺で奥行き108センチ、幅208センチ。同校前身の新居浜第二尋常小学校を再現した。1936年から77年まで使われた木造2階建ての2棟の校舎や講堂、戦前に教育勅語を納めていた奉安殿を配置。木板を丁寧に削ったり切ったりし、精巧に仕上げた。

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