文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている松山南高校理数科の研究成果報告会が18日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、1、2年生が物理や生物などの課題研究を発表した。 報告会には生徒や保護者など約800人が参加した。1年生は代表者数人が2013年12月の台湾研修でマングローブを観察したり、現地の高校生と研究発表をしたりした様子を紹介。「台湾の生徒の研究内容はもちろん、英語のレベルにも驚いた」と述べた。 2年生は校内審査で高評価を得た4グループが関数グラフアートの研究や、粘菌の気温や乾燥状況による形態変化などを報告。氷の摩擦電気について発表した2年宮本潤君(17)は「緊張したけど達成感があった。将来的に雷による発電ができれば社会貢献にもなる」と目を輝かせた。
↧