明るいまちづくりを願う「人権の花」の贈呈式が18日、愛媛県八幡浜市若山の双岩中学校であり、地元の子どもが優しくいたわりながら育てたチューリップの鉢植えをお年寄りに手渡した。 「人権の花」運動は子どもたちに思いやりの心を持ってもらおうと、法務省が中心になって全国で取り組んでおり、2013年度は八幡浜市内全体でチューリップ4500株などを栽培。双岩地区では保育園児と小中学生約120人全員が昨秋から世話をしていた。 贈呈式には子どもの代表9人と地域の老人会のメンバーら8人が出席。双岩小児童会長の紀伊政宗君(12)と双岩中生徒会長の坂田怜音君(14)が「大切に育てました」「仲間と助け合う大切さを学びました」とあいさつした。
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