労働災害で亡くなった建設業従事者らの慰霊祭が18日、愛媛県松山市山田町の墓苑であった。参列した建設業関係者や遺族ら約70人が殉職者の冥福を祈り、死亡事故撲滅をあらためて誓った。 県建設業協会は1982年以降、毎年3月に慰霊祭を催し、殉職者をしのんでいる。愛媛労働局によると、2013年に発生した労災による県内建設業の死者は3人だった。 追悼の言葉で同協会の西岡義則会長は「事故絶滅は、私たちに課せられた使命。業界一丸となり、必ずや目標を達成する」と決意表明した。 田中敏章愛媛労働局長は「経営トップが安全第一の姿勢を内外に示し、危険防止措置や安全教育を徹底してほしい」と述べた。
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