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懐かし「住友相撲」写真や資料30点展示 新居浜

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 大正―昭和期に愛媛県新居浜市で盛大に開催されたアマチュア相撲「住友相撲」を伝えるパネル展(山田社宅保存活用検討委員会主催)が、同市星越町の元住友共同電力社長宅で開かれており、写真や資料約30点を展示している。7月1日まで。 同委や市別子銅山文化遺産課によると、前身は江戸末期からあったとされ、1911(明治44)年には「大山祇神社祭典所内大相撲」の記述も残る。大正期に住友従業員らの親睦会「住友予州親友会」の余興として行われるようになり、後に住友が毎年5月1、2日に主催する恒例行事となった。 最盛期の戦前には従業員ら約200人が出場。地方相撲では日本でも最大規模で、会場の大山積神社(同市角野新田町3丁目)は数千人の観客で埋め尽くされたという。戦時下での中止を経て戦後再開したが、62(昭和37)年を最後に廃止となった。土俵跡地には現在、別子銅山記念館が立つ。

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