愛媛県八幡浜市と伊方町の若手農業者による「西宇和かんきつ産地直送出前授業」が１０日、松山市文京町の東雲小学校であり、３年生３６人が清見など中晩かんへの理解を深めた。 かんきつへの親しみを持ってもらおうと、八西地区青年農業者連絡協議会が県内や首都圏の小学校で２００６年度から実施している。 授業では講師役の伊方町三崎の真田稜太さん（２２）が三崎地区で生産が盛んな清見について説明した。清見は３月が収穫期。雪や鳥から守るため、果実に「サンテ」と呼ばれる布製の袋をかぶせる必要があり、真田さんは「一つ一つ手作業でかぶせるのが大変」と農家の苦労を紹介した。
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