愛媛県の松山市地域包括支援センター石井・久谷地区は10日、日本財団の助成で新規配備した軽乗用車を地域住民らに披露した。高齢化で増えている相談業務の充実などに役立てる。 センターによると、担当する石井、浮穴、久谷地区の人口は計約7万9000人で高齢者は約1万7000人。年2000件程度の相談があり、職員13人が車3台と自転車で自宅や入院先などに出向いていた。車両購入費約70万円のうち45万円の助成を受けた。 10日は同市井門町のセンターでお披露目式があり、石井地区まちづくり協議会のメンバーら15人が参加。田内桂司センター長(44)は「機動力を上げ、スピーディーに対応したい」と語った。
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