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新居浜拠点、全国避難訓練 800人参加

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 大規模地震への防災意識を高めようと、メールを使った全国一斉の避難訓練「シェイクアウト」が11日、愛媛県新居浜市を拠点に実施され、県内を中心に学校や福祉施設、家庭など計約800人が初期の避難行動を確認した。 シェイクアウトは2008年に米国で考案され、国内では昨年3月、全国規模で初めてシンクタンク未来教育ビジョン(横浜市、鈴木敏恵代表)が実施。今回は新居浜市のNPO法人にいはま市民企画ノポック(横川アケミ理事長)がメール発信や情報集約の本部を同市若水町2丁目の「交流スペースさんさん」に開設した。 午後1時56分、「地震発生」のメールを一斉送信。同市郷3丁目のデイサービスセンター「和が家」では、介護士ら8人が70~90歳代の利用者11人に「姿勢を低く」などと指示し、ベランダから外に誘導した。センター管理者田中加代さん(41)は、メール受信から安否確認までの約10分間を「状況がのみ込めない利用者が多く誘導も想像以上に困難だった」と振り返った。

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