国連が提唱する「持続可能な開発のための教育(ESD)」を促進しようと、環境省がこのほど東京で開いた小中学生の取り組みを報告する大会「ESD KIDS FES!!!」で、愛媛県松山市の新玉小学校によるアフリカのモザンビークとの交流を通じた学習が「アイデア賞」に輝いた。 大会は11月に名古屋、岡山両市である「ESDに関するユネスコ世界会議」に先立ち開催。企業やNPO法人と協働して行う環境保全活動、自然体験学習をはじめとする全国66件の応募から、地域の伝統食作りなど10団体を書類で選考した。 当日は各団体2人が壇上で発表し、新玉小からは6年藤田聖奈(みな)さん(12)と5年一柳真帆さん(11)が臨んだ。
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