Quantcast
Channel: 愛媛新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 34024

航空機火災、実機で訓練 松山空港

$
0
0
 航空機火災への対応力をつけようと、松山空港消火救難活動協議会は7日、愛媛県の松山空港で滑走路上に航空機を配置し、消火や救出活動の訓練を行い、各機関の連携を確認した。 訓練は着陸直後の航空機のエンジンから出火したとの想定で空港閉鎖後に実施。国土交通省松山空港事務所や日本航空、松山市西消防署などの約65人が参加した。 大量放水の水源確保のため海水利用型消防水利システムを活用し、空港用大型化学消防車も出動した。放水で火勢を抑えてから消防隊員が機内に入り、逃げ遅れた乗客を救助。救急隊に引き継ぐまでの手順を確認していた。 渡辺秀夫松山空港長が「実機を使って訓練ができ貴重な経験になった」と話した。井手清史松山市西消防署長が「航空機事故は社会に与える影響が大きい。有事の際には迅速で効果的な対応ができるよう研さんを重ねてほしい」と講評した。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 34024

Trending Articles