がんの知識を深め、早期発見につなげてもらおうと愛媛県松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で7日、パネルや映像、模型を駆使した「がんを知る展」が始まった。9日まで。 日本社創業40周年のアメリカンファミリー生命保険が、がん検診受診率向上に向けた協定を結ぶ県と共催した。 会場では「知る」「見つける」「治す」など四つのテーマでパネルが設置され、胃がんなど日本人に多いがんの要因や自分でできるチェック法を紹介。手術や検診の映像のほか、乳がんのセルフチェックの参考になる乳房の模型も並んだ。 開会式で同社の寺田文仁松山支社長が「がんは日本人の2人に1人がなるといわれる国民病。闘う上で早期発見、早期治療が重要だ」と述べた。 県健康増進課によると、2012年の県内のがんによる死者は4593人で、全死者の4分の1以上を占めた。
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